Journal of Experimental Biologyに以下の論文が掲載されました。
Body temperature stability achieved by the large body mass of sea turtles
Sato JEB 217, 3607-3614 (2014)
doi:10.1242/jeb.109470
これは、私の学位論文の核心部に相当する内容で、20年前に出しておくべきものでした。
ウミガメの体温と経験水温の挙動を熱拡散モデルで綺麗に説明でき、本来外温動物である爬虫類も
体サイズが大きくなるとそれによってもたらされる物理的特徴として体温が水温よりも高くある程
度一定に保たれるということが分かりました。
ずっと懸案事項として引っかかっていた論文を出すことができて、すっきりしました。