1989年〜1995年 ウミガメ研究
私は、学生時代、アカウミガメの体温調節について調べてきました(1989年〜1995年)(ウミガメ研究)。ウミガメは爬虫類です。中学校の理科の教科書には、爬虫類は外界の温度変化に応じて体温が変化する変温動物であると記されています。
ところが、データロガーを使って海の中を泳ぐウミガメの体温を連続して測定したところ、彼らの体温が水温よりもいくらか高く、そしてかなり一定に保たれていたのです(ウミガメ体温)。アカウミガメの体温決定機構に関する研究で、1995年に学位を取得しました。