12月3日にScientific Reportsに論文が公表されました。
Yasumasa Miyazawa, Xinyu Guo, Sergey M. Varlamov, Toru Miyama, Ken Yoda, Katsufumi Sato and Keiji Sato. Assimilation of the seabird and ship drift data in the north-eastern sea of Japan into an operational ocean nowcast/forecast system. Scientific Reports5: 17672.
海鳥(オオミズナギドリ)に小型GPSを付けて測定した海上休息位置の変動と、貨物船の航行記録から得た偏流を海流予測モデルにデータ同化することによって、海流予測の精度が向上することが分かりました。従来の人工衛星観測網の空隙を、海鳥と貨物船による測定が埋め、海流観測の解像度と予測精度が劇的に改善される可能性があります。
日本語による解説は、以下の記事をご参照下さい。
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20151203/